(感想)一晩でLINEスタンプ作ってみたって話
iOS開発も一段落つきました(ちょっと飽きた)ので、LINEスタンプつくりたいと思いました。
以前から興味がありましたが、なかなかまとまった時間が取れませんでした。
ほんとは、コツコツネタを貯めていければいいのですが、
あんまり辛抱強くないので一気にやりたかったのです。
そういうわけで、昨晩でつくって申請までやりました。(もちろん公開はされていません)
ネタは空いた時間で考えていましたけど。
使った道具
- サインペン(水性)
- ノート
- Adobe Illustrator
- ひとつまみの絵心(数時間の準備)
まずはネタ探し
自作アプリのときもそうなんですが、前提条件として、
自分が使うこと('A`)
で考えました。そして考えついたのが
真顔スタンプ
ぼく、いきなりですがケータイで文字打つのが嫌いです。チョーめんどう。
なので、返信文書くのが面倒かつ、どうしても返信しないといけないときは絵文字とか一切使わず送信ボタンまで最速でリプライします。
だいぶ感情がこもっていません。いちおう"ワロタ"とかって書きますけど真顔。みんなそうだと思うけど。
そんな真顔な気持ちを込めれるスタンプを作ろうかと。
しっかし真顔な気持ちを生で送られるとおそらくバトルの火種になるので、絵はユルめしてドギツイ印象を避けるようにしようと思いました。
ちなみに真顔スタンプで探してみたらいくつかありましたw
しかし、上記のような根性の曲がったスタンプはありませんでした。さいわい。
よっしゃ作るか('A`)
絵を書く
まず困ったことに、LINEのスタンプって40枚作んないといけないんですね。いきなりハードル高め。
ぼく普段、絵は描きません。昔は似顔絵得意でしたよ。どうでもいいですけど。
それでも基本真顔=無表情だし、髪型だけ何パターンかつくって流用すればいいんじゃねえかと。
加えて、表情や髪の色、服の色を変えればそれなりにバリエーション多めに見えるんじゃねえのと考えまして、着々と量産のアイデアを膨らませていきます。この時点で他のクリエイターのみなさんへの敬意があふれます。
髪型のイラストをググったり雑誌見ながら抽象化し、絵に起こしていきます。
この時点でまだ練習段階。
↑x10枚ほど書いて練習します。
一旦鉛筆で下書きして、ペンでなぞってます。(ペンでなぞる練習)
イラレでの編集をできるだけ楽したかったので(&絵のクヲリティは一晩で上がるはずない。)書きながら抽象化していき、簡単に書ける方法を探っていきます。
清書&スキャン
無印の落書き帳はサインペンがにじんでしまったのでノートに清書しました。
絵はもちろんドヘタクソですが、「ユルい絵だから〜」とかっていいわけすれば何にも気になりません。次第に旨味すら感じます。
イラレに取り込んで色入れ+文字入れ
スキャンデータをイラレに取り込んで画像トレースします。
- オブジェクト - 画像トレース - 作成 を選択してトレース
- オブジェクト - 画像トレース - 拡張 でベクターデータ化
絵をベクターデータにした後は、ライブペイントツールをつかって色を付けます。
はじめて使ったけど便利ね。
こんなかんじで微妙に髪色、服の色を変えたり、白目むいたりしながら作っていきます。
この時点で本日の朝を迎えました。意外と出来ちまったよ。おい。
スタンプの申請
LINEクリエイターズマーケットでいよいよ申請です。
LINE Creators Market
まずログインして、口座番号の入力をします。
次にスタンプの登録です。以下を英語(デフォルト言語)とその他の言語で記載していきます。
ぼくは英語と日本語だけ記載しました。
- スタンプ名
- スタンプの説明
えいごー。超苦手なのでいろんな翻訳サービスを駆使して以下のように書きました。
(意訳:クソ生意気な奴にこの真顔スタンプを使って黙らせるといいよ!)
おこられるかな...
ちなみに日本語
名前が大変安直。
その後作ったスタンプ40枚とメイン画像とトークルームタブ画像をアップして作業終了!
審査終了まで
数日で審査終わるって勝手に思っていたけど、数が多い+審査はそれなりに厳しくやるそうで数週間くらいかかりそうです。
(追記)数ヶ月はかかるそうな...ww
リジェクトされないといいなー。ガイドラインは一応目を通しましたので大丈夫だと思うのですが。
審査ガイドライン - LINE Creators Market
ということで待ち。
感想
- 意外と作れた。題材ごと量産プランを考える必要あるけど。
- ひさびさに絵がかけて楽しかった。
- あと女の子のボブが描けるようになってうれしい。